イオンリート投資法人(ARI)は14日、2016年7月期決算を発表した。
当期(16年2月1日~7月31日)の営業収益は109億2,500万円(前期比16.2%増)、営業利益は42億6,900万円(同19.0%増)、経常利益は36億2,300万円(同18.8%増)、当期純損失は16億2,700万円(前年同期:当期純利益30億4,100万円)、1口当たり分配金は0円(同:2,790円)となった。
4月に発生した平成28年熊本地震により「イオンモール熊本」が液状化による基礎沈下や天井・設備機器等の落下など大きな被害を受けたため、特別損失52億4,500万円を計上した。そのため、分配金については、当期の減価償却の100分の60に相当する額を上限とした利益超過分配金として、投資口1口当たり1,450円とした。
通期については、営業収益119億7,200万円、営業利益46億4,500万円、経常利益39億1,200万円、当期純利益39億800万円、1口当たり分配金は2,980円を見込んでいる。