(一社)マンション管理業協会は15日、「平成28年マンション管理受託動向調査」結果を発表した。調査期間は4~6月、同協会会員365社のうち364社から回答を得た。
4月1日時点における同協会会員受託のマンションは11万1,545棟・576万1,088戸。関東・北陸・近畿・中国・四国で伸長した。1組合当たりの平均戸数、単棟当たりの平均戸数はともに微増。
受託戸数3,000戸未満の会員は188社、1万戸以上は87社。受託戸数が増加した会員は182社、減少した会員は87社。既存物件受託経緯については、他社管理物件からの受託が増えた。
棟数比では、単棟型が80.0%、50戸未満の管理組合が52.4%。超高層マンション(高さ60m超、または20階建て以上)受託は30万戸を突破した。なお、142社が10万4,895戸を今年度に新規受託する予定。