不動産ニュース / 開発・分譲

2016/9/29

分譲マンションにコンシェルジュ機能を併せ持つカフェを併設/日本エスコン

「レ・ジェイド世田谷砧」外観
「レ・ジェイド世田谷砧」外観
カフェイメージ
カフェイメージ
「今回の開発を足掛かりに、付加価値を創出する開発事業にどんどん取り組んでいきたい」なとど抱負を述べる伊藤社長
「今回の開発を足掛かりに、付加価値を創出する開発事業にどんどん取り組んでいきたい」なとど抱負を述べる伊藤社長

 (株)日本エスコンは30日、分譲マンション「レ・ジェイド世田谷砧」(東京都世田谷区、総戸数25戸)1階に、マンションのコンシェルジュ機能を併せ持つカフェダイニング「Café Apartment 183」をオープンする。

 同社は、コーポレートメッセージで掲げる「ライフデベロッパー」実現を目指し、開発する分譲マンションやホテルなどの関連運営事業を行なう(株)エスコンリビングサービスを9月1日に設立。開発物件に付加価値を創出して、暮らす人や利用者へのより良いサービスの提供を目指している。

 今回の「レ・ジェイド世田谷砧」は、付加価値マンションの第1弾として開発した。(株)エスコンリビングサービスがオペレーション業務を担い、カフェスタッフがコンシェルジュサービスを兼任することで管理費を抑え、小規模のマンションでは実現しにくいコンシェルジュ機能を実現した。
 コンシェルジュ業務は、数名の専任スタッフが、カフェの営業時間(7:00~23:00)内に実施。タクシー手配や各種クリーニングサービスの紹介・取り次ぎ、日常生活における困りごとの相談などに対応する。

 入居者はマンションのエントランスに続く入口から、キーを使ってカフェに直接入ることができ、エントランスロビーを居住者専用カフェラウンジとして使えるほか、屋上にある「ルーフトップテラス」で食事をすることも可能。また、住戸キーでのキャッシュレス決済も導入した。今後は、入居者向けのルームサービスやケータリングなどの提供も予定している。
 また、カフェは一般客も利用可能。今後はスペースの貸し出しや各種イベントを実施するなど、地域のコミュニティスペースとしての機能も持たせていく。

 28日に実施した記者発表で、日本エスコン代表取締役社長の伊藤貴俊氏は、「入居者さまと地域とのコミュニティ形成を一番に考えた。集合住宅とカフェの融合を、付加価値としていかに提供できるかが極めて重要だと思っている。今回の開発を足掛かりに、付加価値を創出する開発事業にどんどん取り組んでいきたい」なとど抱負を述べた。

 なお、同マンションは、小田急線「祖師ケ谷大蔵」駅徒歩15分。鉄筋コンクリート造地上5階建て。敷地面積740.33平方メートル、間取り1LDK~3LDK(住居専有面積39.10~73.30平方メートル)、販売価格3,198万~6,388万円。2016年7月竣工。全15タイプのプランバリエーションを用意した。

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