不動産ニュース / その他

2016/10/4

埼玉・日高でマルチテナント型物流施設を竣工/GLP

「GLP狭山日高II」外観
「GLP狭山日高II」外観

 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)は3日、同社が建設を進めてきたマルチテナント型物流施設「GLP狭山日高II」(埼玉県日高市)の竣工式を執り行なった。

 同施設は、圏央道「狭山日高」I.C.から約3.4kmの圏央道と国道16号の結節点に位置し、労働力確保にも優良な立地。敷地面積4万3,011平方メートル、延床面積8万5,747平方メートル、5階建て。

 免震構造を採用。停電時でも防災センター、事務所エリアの照明・コンセント、貨物用エレベータの利用を可能とし、全館セキュリティ機能を確保するバックアップ電源設備を導入した。井水設備を採用することで断水、停電時でもトイレの利用を可能とするなどBCP対策を施している。また、全館LED照明を設置し、CO2排出量および消費電力を約50%削減するほか、外壁に断熱性の高いサンドイッチパネルを使用し冷暖房効率を向上させるなど環境にも配慮している。

 同社代表取締役社長の帖佐義之氏は「同施設は地盤の固いエリアであることに加え、事業継続性をしっかり確保する最新のBCP対策を備えている。企業の物流オペレーションに対するニーズは複雑化、高度化が進んでいるが、当社ではそれらに先んじたソリューションを提供していけるよう引き続き努力していく」とコメントしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。