不動産ニュース / その他

2016/10/4

東京・国分寺に7階建耐火の木質ビルを着工/住友林業

「フレーバーライフ」本社外観
「フレーバーライフ」本社外観

 住友林業(株)は、輸入販売会社(株)フレーバーライフ(東京都国分寺市、社長:興津秀憲氏)から本社ビルの施工を受注し、3日に着工したと発表した。

 同物件は鉄骨造を木で耐火被覆した7階建ての木質ビルで、2016年に国土交通省が推進するサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択されている。

 JR中央線「国分寺」駅徒歩1分に位置。敷地面積は180.80平方メートルで各階延床面積が90平方メートル前後のペンシル型ビル。1~3階は2時間耐火構造、4~7階は1時間耐火で大臣認定を取得している鉄骨内蔵型耐火集成材を使用している。

 設計はNPO法人team Timberizeが監修し、(株)スタジオ・クハラ・ヤギが担当。天然由来アロマオイルを扱うフレーバーライフ社のコーポレートイメージに沿った都会の森を実現する木質ビルとする。

 住友林業では、木化営業部を中心に、中大規模建築物の木造化・木質化を推進しており、19年3月期には受注高100億円を目指している。

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