不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/10/5

主力の流動化事業が好調。営利65.8%増/トーセイ16年11月期第3四半期決算

 トーセイ(株)は5日、2016年11月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年12月1日~16年8月31日)は、連結売上高391億3,900万円(前年同期比41.7%増)、営業利益88億2,300万円(同65.8%増)、税引前利益82億300万円(同72.9%増)、当期利益53億7,900万円(同76.4%増)。

 主力の不動産流動化事業は、「錦糸町トーセイビル」(東京都墨田区)、「STABLE NAKANO」(東京都中野区)、「シティフォーラム上本郷」(千葉県松戸市)等26棟のバリューアップ物件を販売した。また、Restyling事業において「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)、「ルネ鎌倉植木」(神奈川県鎌倉市)等48戸を販売し、売上高199億4,600万円(同34.2%増)、セグメント利益39億6,300万円(同17.7%増)を計上。バリューアップ販売物件として、収益オフィスビル、賃貸マンション等を合わせて39棟、土地7件を取得している。

 不動産開発事業では、新築商業施設「T's BRIGHTIA南青山」(東京都港区)、「T's BRIGHTIA綱島」(横浜市港北区)、戸建住宅74戸を販売。戸建住宅開発用地2件、商業施設開発用地2件を取得し、売上高は112億1,100万円(同99.1%増)、セグメント利益は37億300万円(同480.5%増)となった。
 
 なお通期については、売上総利益率の上昇と経費削減に努めた結果、営業利益・税引前利益・当期利益を上昇修正。連結売上高535億6,200万円(前回発表から変更なし)、営業利益93億8,400万円(前回発表比4.3%増)、税引前利益85億円(同5.9%増)、当期利益55億6,500万円(同5.7増)を見込む。 

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