三井不動産リアルティ(株)は7日、環境配慮や地域貢献などの取り組みを盛り込んだ時間貸し駐車場「三井のリパーク」のモデル事業地「三井のリパーク京都タワー東駐車場」(京都市下京区、駐車可能台数32台)を開設した。
同駐車場では、「安心・安全」への取り組みとして、ユニバーサルデザインWiFi自動販売機を初めて導入。240分無料でインターネットが利用できる。同販売機は多言語翻訳機能もあり、QRコードを読み込むことで携帯端末の言語設定を認識し、利用方法などを翻訳して表示する。
地域貢献として、周辺の観光情報をデジタルサイネージで配信するほか、点字対応の観光マップも設置。ユニバーサルベンチや幅広の駐車スペースなど誰もが利用しやすい駐車場を目指した。
また、環境配慮として「排ガス対策パネル」に加え、車両のマフラーの高さにパネルを設置し排気ガスが歩行者等に流出しないようにしたほか、路面の一部を遮熱舗装とした。