(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11日、2016年9月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は3,150件(前年同月比13.6%増)と再びプラス、2ケタ増となった。都県別では、東京都が1,651件(同18.9%増)、埼玉県が358件(同17.4%増)、千葉県は374件(同7.5%増)、神奈川県は767件(同5.1%増)といずれも増加した。
1平方メートル当たりの成約単価は49万600円(同6.0%上昇)、成約価格は3,126万円(同5.7%上昇)となり、いずれも13年1月以降45ヵ月連続で前年同月を上回っている。
新規登録件数は1万6,603件(同6.1%増)で、21ヵ月連続の増加となった。在庫件数も4万2,704件(同14.2%増)と、16ヵ月連続で増加。13ヵ月連続の2ケタ増となった。
一方、中古戸建ての成約件数は1,054件(同10.0%増)。平均成約価格は3,091万円(同3.0%下落)と、3ヵ月ぶりに下落した。