不動産ニュース / 仲介・管理

2016/10/11

ファッションレンタルサービスとコラボ、入居者向けに新サービス/エイブル

エイブルの平田社長(写真左)とエアクロの天沼社長(同右)
エイブルの平田社長(写真左)とエアクロの天沼社長(同右)
「airCloset×ABLE」の店内
「airCloset×ABLE」の店内

 (株)エイブルは14日、ファッションレンタルサービスの(株)エアークローゼット(エアクロ)とのコラボレーションによるファッションレンタルの実店舗「airCloset×ABLE(エアークローゼットエイブル)」(東京都渋谷区)をオープンする。

 エアクロは、オンライン上で月額制のファッションレンタルサービスを展開。今回、初の実店舗として同店舗を開業した。来店者に対してさまざまなシチュエーションに合わせたファッションをスタイリストが提案、洋服をレンタルする。かつてエイブルが表参道での女性向け旗艦店として出店した店舗を、不動産仲介機能を持たないファッション店舗としてリニューアルし、エアクロに転貸する。エイブルは、賃貸住宅に入居する20~30歳代の単身女性向けのサービスとして、同店舗を活用する。

 サービスは、開業と同時に立ち上げるエイブルの仲介で賃貸住宅に入居した女性向け会員組織「メゾンエイブルクラブ」の会員が対象。東京23区内に立地し、女性ユーザーが多い24店舗での仲介で入居したユーザーを「プレミアム会員」として、洋服など3点を無料で借りられるようにした。それ以外の店舗で契約した「一般会員」も、通常の45%引きの利用料でレンタルできる。

 11日に会見したエイブル代表取締役社長の平田竜史氏は、「賃貸住宅で一人暮らしをする女性は、家賃の支払いなどでファッションにお金をかけられないという声が社内で上がっていた。そこで、エアクロとコラボすることで、そうした女性をサポートできると考えた。当面は限定的だが、ここが成功すればエリアを広げていきたい」と話した。
 また、エアクロ代表取締役CEOの天沼 聰氏は、「当社は、忙しくて服選びに時間をかけられない働く女性や主婦の方々をサポートするためにファッションレンタルサービスを展開している。エイブルとの間でサポートしたい対象が合致した。当社初の実店舗として、スタイリストによる提案を含めた新しい体験を提供していきたい」と述べた。

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