不動産ニュース / 開発・分譲

2016/10/13

ベトナム・ハノイにおける賃貸住宅開発プロジェクトの概要が決定/大和ハウス工業、大成建設

「(仮称)ビナタタワーズプロジェクト」第1期のイメージ
「(仮称)ビナタタワーズプロジェクト」第1期のイメージ

 大和ハウス工業(株)と大成建設(株)は、ベトナム社会主義共和国のハノイ市において共同で進めている「(仮称)ビナタタワーズプロジェクト」の第1期の概要を発表した。

 両社は2016年9月に合弁会社「DTデベロップメントベトナム」を設立。ハノイ市コウザイ地区において2期に分けて開発するもので、第1期には賃貸住宅(総戸数256戸)、第2期はオフィス・賃貸住宅・商業施設からなる複合施設を建設する。
 なお、同プロジェクトの設計・施工は大成建設のベトナム子会社である「ビナタ・インターナショナル社」が担当する。
 
 開発エリアは、ハノイ市において中心部から直線距離で8km。高層オフィスや分譲マンションなどの開発が著しい新興開発エリア。日本食レストランや大型スーパー、各国の大使館や日本人学校を含む外国人学校などが所在する。 
 
 第1期の賃貸住宅は敷地面積3,254平方メートル、延床面積2万4,291平方メートル。鉄筋コンクリート造地上24階地下2階建てで、日本人を含む外国人駐在員や各国からの出張者をメインターゲットとする。
 住戸プランは専有面積27~104平方メートル台(スタジオタイプ、1ベッドルーム、2ベッドルーム)と多彩な間取りを用意。また長期滞在者向けにリネン交換や清掃サービス、各種アメニティ交換サービスなどホテルと同様のサービスを提供する。
 
 共用施設には、入居者専用のジム、プール、大浴場、ラウンジ等を設置し、日本語・英語・ベトナム語に対応可能なコンシェルジュが24時間対応する。
 
 現在、地上部分の躯体工事を進めており、18年6月に竣工、同年7月に入居開始とする予定。

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