不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/10/17

1口当たり分配金は1万1,548円/SIAR8月期決算

 SIA不動産投資法人(SIAR)は14日、2016年8月期決算を発表した。

 当期(2016年3月1日~8月31日)の営業収益は29億6,800万円(前期比1.7%減)、営業利益11億7,700万円(同3.1%減)、経常利益8億6,800万円(同4.2%減)、当期純利益8億6,700万円(同4.2%減)、1口当たり分配金は1万1,548円(同501円減)。

 当期は、「大博多ビル」(福岡市博多区)、「名古屋伏見スクエアビル」(愛知県名古屋市)、「大同生命大宮ビル」(埼玉県さいたま市)の取得に係る優先交渉権を獲得。大博多ビルについては、同物件を裏付け資産とする匿名組合出資持ち分を取得した。また「Jタワー」(東京都府中市)においてはバリューアップに取り組み、新規テナントの確保に成功。稼働率が順調に回復した。この結果、当期末現在の同投資法人の保有資産合計は19物件、所得価格合計は743億4,700万円。総賃貸可能面積は12万9,969.90平方メートル。当期末時点の稼働率は94.0%。

 次期は営業収益33億4,300万円、営業収益14億400万円、経常利益10億5,300万円、当期純利益10億5,200万円、1口当たり分配金1万1,120円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。