(公財)東日本不動産流通機構は18日、2016年7~9月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は8,724件(前年同期比9.1%増)と、6四半期連続で増加。都道府県別では、東京都4,443件(同11.7%増)、埼玉県1,021件(同9.4%増)、千葉県1,100件(同12.2%増)、神奈川県2,160件(同2.7%増)といずれも増加した。
成約単価は、1平方メートル平均で48万600円(同5.7%上昇)となり、15四半期連続の上昇。成約物件価格は3,047万円(同5.5%上昇)で、16四半期連続の上昇となった。成約物件の平均専有面積は63.41平方メートル(同0.2%減)、平均築年数は20.29年(同0.03年減)。新規登録件数は4万7,440件(同6.7%増)だった。
中古戸建住宅の成約件数は、3,148件(同9.2%増)で6四半期連続の増加。成約平均価格は3,082万円(同2.5%上昇)で、3四半期ぶりに上昇に転じた。