野村不動産ホールディングス(株)は27日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(16年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,481億7,800万円(前年同期比15.3%減)、営業利益333億9,900万円(同18.0%減)、経常利益291億6,600万円(同20.3%減)、四半期純利益201億1,600万円(同10.5%減)であった。
セグメント別では、住宅部門は、分譲マンション2,006戸(同1,411戸減)を計上。販売価格・粗利益率が上昇したものの、計上戸数が減少したことで、売上高1,340億6,500万円(同30.5%減)、営業利益106億6,500万円(同50.0%減)と大幅な減収減益に。通期計上戸数は5,650戸を予定しており、第2四半期末における契約進捗率は77.1%。
賃貸部門は、空室率の改善等により賃貸収入が増加したこと、収益不動産開発事業において物件売却が増加したことから、売上高523億8,700万円(同22.9%増)、営業利益146億9,300万円(同13.0%増)と増収増益。
資産運用部門は、売上高51億9,300万円(同1.9%増)、営業利益34億1,600万円(同1.3%増)。仲介・CRE部門は、売上高168億8,600万円(同12.5%増)、営業利益44億5,700万円(同30.8%増)。
通期は、売上高5,850億円、営業利益760億円、経常利益670億円、当期純利益430億円を見込んでいる。