不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/10/27

分譲マンション計上戸数減で減収減益/野村不動産HD17年3月期第2四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は27日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,481億7,800万円(前年同期比15.3%減)、営業利益333億9,900万円(同18.0%減)、経常利益291億6,600万円(同20.3%減)、四半期純利益201億1,600万円(同10.5%減)であった。

 セグメント別では、住宅部門は、分譲マンション2,006戸(同1,411戸減)を計上。販売価格・粗利益率が上昇したものの、計上戸数が減少したことで、売上高1,340億6,500万円(同30.5%減)、営業利益106億6,500万円(同50.0%減)と大幅な減収減益に。通期計上戸数は5,650戸を予定しており、第2四半期末における契約進捗率は77.1%。
 賃貸部門は、空室率の改善等により賃貸収入が増加したこと、収益不動産開発事業において物件売却が増加したことから、売上高523億8,700万円(同22.9%増)、営業利益146億9,300万円(同13.0%増)と増収増益。
 資産運用部門は、売上高51億9,300万円(同1.9%増)、営業利益34億1,600万円(同1.3%増)。仲介・CRE部門は、売上高168億8,600万円(同12.5%増)、営業利益44億5,700万円(同30.8%増)。

 通期は、売上高5,850億円、営業利益760億円、経常利益670億円、当期純利益430億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。