不動産ニュース / 開発・分譲

2016/10/28

「健康」「交流」テーマにしたシニア向けサロン展開。東京・赤羽で初弾/東急不動産グループ

「らくティブ赤羽」スタジオでの運動プログラム
「らくティブ赤羽」スタジオでの運動プログラム

 東急不動産(株)と(株)東急スポーツオアシスは、「健康」と「交流」をテーマにした健康サロン「らくティブ」を展開する。初弾として、東京都北区に「らくティブ赤羽」を11月1日オープンする。

 「らくティブ」は、積極的な健康行動を取ったことがないが、健康に漠然とした不安を持つ65歳以上の「ハザマシニア」と呼ばれる世代をターゲットに、健康や食事、学び、交流に係る生活サービスをワンストップで提供する。順天堂大学スポーツ健康科学部が開発した、健康寿命延伸のためのトレーニングプログラムを導入。入会時と定期的な個別カウンセリングを通じて、利用者にあったプログラムを提供する。

 運動以外にも、脳活、からだケア、アロマ、スキンケア、栄養学習などのプログラムを設け、各プログラムには、交流のための「お茶会」をセットする。

 「らくティブ赤羽」は、JR「赤羽」駅徒歩7分の「ダイエー赤羽店」内に設け、買い物ついでの利用を狙う。床面積約40坪に、ラウンジとスタジオを設けた。利用料金は、月会費1,500円、1講座1,500円(65歳以上)、受け放題6,980円と、年金世代を意識し、低廉に抑えた。周辺エリアへのポスティングを中心に集客。2年以内に会員400名を目指す。

 今後は、赤羽店の利用者検証を経て、2017年度、東京・神奈川の城南西エリアでさらに2店舗を出店。直営・フランチャイズでの多店舗展開を検討していく。

 28日会見した東急スポーツオアシス企画推進本部ヘルスケア事業推進部部長の大川朋宏氏は「ワンストップ型生活サービスを提供する『ホームクレール用賀』の利用者に、運動プログラムや交流プログラムが好評だったことから、買い物ついでに立ち寄れて健康増進できる施設を考えた。地域の方々が気楽に利用できるサロンとして、シニア世代のためのサードプレイスを目指したい」と抱負を述べた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。