不動産ニュース / 開発・分譲

2016/10/28

中国・北京市内で大型物流施設を着工/三菱地所

「北京馬駒橋プロジェクト」の全体完成予想図
「北京馬駒橋プロジェクト」の全体完成予想図

 三菱地所(株)はこのほど、中国・北京の大型物流施設「北京馬駒橋プロジェクト」の第1期を着工した。三井物産(株)と現地の北京建設有限公司と共同で出資参画しているもの。

 同社は2014年7月に三井物産とSPCを組成、北京建設が設立した中国物流基礎設施有限公司の第三者割当増資を引き受け、中国での物流施設開発事業に出資参画する契約を結んでいる。

 同プロジェクトは、北京市南東部の交通の要衝に位置しており、市内中心部へのアクセスに優れる。総敷地面積は約39万5,000平方メートルで、今回着工したのはそのうち約10万7,000平方メートルの敷地に建築する第1期第1フェーズ。倉庫3棟、事務所棟2棟で構成し、倉庫は鉄骨造・鉄筋コンクリート造地上3階建て、事務所棟は鉄筋コンクリート造地上4階建てと6階建て。総延床面積は16万7,159.65平方メートル。
 事業費は約120億円。竣工は17年12月を予定。

 約12万6,000平方メートルの第1期2フェーズについても年末に着工予定。第2期、第3期についても順次土地使用権を取得して開発を進めていく。

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