不動産ニュース / IT・情報サービス

2016/10/31

VR体験できる新システムをショールームに導入/住友林業

バーチャルリアリティ体験システム利用イメージ
バーチャルリアリティ体験システム利用イメージ

 住友林業(株)は、住宅部門の支店ショールームにバーチャルリアリティ(VR)体験できる新システムを導入した。

 同システムは、未来の自分の住まいを疑似体験できるもので、顧客に家づくりを楽しんでもらうと同時に、計画中の住まいのプランを視覚化し、分かりやすく提案する。

 壁面および床面に縦・横各約3m程度の大きさで投影し、継ぎ目なく表示することで、家に入り込んだ感覚の3D空間を演出。特別な設備を備えたスタジオではなく、最寄りのショールームでVR体験できる。
 同社独自の設計システムのデータ連携により、実寸大でVR体験ができ、プラン・見積もり等の変更にもすぐに対応が可能。

 顧客は、3Dメガネをかけてゲームパッドを使用した簡単な操作で、家の中を自由に動き回る感覚を味わえる。
 平面のプラン図面からは分かりにくい部屋の奥行き、広さ、キッチンの高さなどを体感でき、複数人での同時体験もできるので、家族で住まいのイメージを膨らませることができる。

 支店・ショールームの移転によりリニューアルした札幌支店(札幌市西区)を皮切りに、2017年1月までに千葉(千葉市美浜区)・横浜(横浜市西区)の両支店に導入し、他都市部の拠点に順次展開する。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。