大東建託(株)は1日、木造2・3階建てを対象に、軟弱な地盤に対応できる同社オリジナル工法「DK-フロート工法」の導入した。同工法は、(一財)日本建築総合試験所(GBRC)による建築技術性能証明を取得し、現在特許出願中。
基礎下の地盤を土木用発泡スチロールブロックに置き換えることで地盤への建物重量の負担を軽減し、地盤の支持力増強と地盤沈下を抑制するために独自の地盤補強工法DK-Pileを併用する複合的な地盤の補強工法。軟弱な地盤に賃貸住宅を建築する際に一般的に採用される杭工法は、施工費用が高額なことから、軟弱な地盤でも安定性を強化することができ、コストを抑えることが可能な同工法を開発した。
土木用発泡スチールブロックに置き換えることによって、木造2階建ての場合、地盤への負担を約2分の1に軽減することが可能となる。また、耐久性にも優れ、紫外線・ガソリン類・火気に触れていない状態であれば、半永久的に使用することができる。