不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/11/7

東京Aグレードオフィス、「賃料上昇の減速」を維持/JLL

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は7日、世界主要都市のオフィス賃料動向を示す独自の分析ツール「不動産時計(プロパティロック)」の2016年第3四半期分を発表した。賃料動向を時計に見立て、その都市の賃料が「下落の加速」「下落の減速(底入れ)」「上昇の加速」「上昇の減速(頭打ち)」というサイクルのどこに位置するかを示したもの。

 東京のAグレードオフィス賃料は、16年第1四半期から引き続き「賃料上昇の減速」を維持。今後も賃料は緩やかに上昇していく見込み。また、EU離脱を決定したロンドンは、賃料上昇ピークである12時を過ぎ、賃料下落フェーズに入った、と分析している。

 同社リサーチ事業部長の赤城威志氏は、「東京オフィス市場は、1%台の空室率にも関わらず、賃料上昇はその低い空室率に見合う勢いを欠く状態が継続している」とコメントしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆