不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/11/7

主力のビル事業が堅調推移。営利2ケタ増に/三菱地所17年3月期第2四半期決算

 三菱地所(株)は7日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~9月30日)は、連結営業収益5,117億5,300万円(前年同期比5.5%増)、営業利益921億4,800万円(同10.0%増)、経常利益842億7,500万円(同12.4%増)、当期純利益575億1,400万円(同2.2%増)。

 主力のビル事業については、4月竣工の「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ及び宿泊棟」の収益が寄与。年度内に竣工予定しているプロジェクトについても、工事が順調に進捗しており、セグメント営業収益は2,230億6,700万円(同4.7%増)、営業利益が641億400万円(同5.4%増)となった。期末空室率は2.93%。

 住宅事業は、「ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス」(東京都中央区)、「ザ・パークハウス文京江戸川橋」(同文京区)など1,555戸(同3.4%減)を売上計上。1戸当たりの販売単価も減少したことで、マンションの営業収益は878億7,900万円(同7.4%減)。住宅管理業務受託、注文住宅は堅調に推移したほか、賃貸住宅物件の売却などにより、住宅事業全体のセグメント営業収益は1,759億3,200万円(同12.5%増)、営業利益は94億9,200万円(同48.8%増)と大きく増加した。

 このほか、海外事業や生活産業不動産事業なども堅調に推移している。

 通期業績については、連結営業収益1兆1,290億円、営業利益1,800億円、経常利益1,570億円、当期純利益900億円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。