旭化成不動産レジデンス(株)は、同社がプロジェクトに参画している台湾で建設中の分譲マンション「欣御園」(新北市中和区、総戸数191戸)の販売を開始した。
同社の現地法人「台湾旭化成都市開発株式会社」と、台湾の建設会社である「億欣営造」が、共同出資(持分50%)により設立した「欣荘建設」によるマンション開発・分譲事業。同社の海外におけるマンション事業の第1号案件となる。
敷地面積3,589.02平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階地下4階建て。「台北」駅から8駅・27分の中和線「南勢角」駅から徒歩5分に立地。新北市は、台湾で最も人口が多く、台北市のベッドタウン。建設地は、新北市中和区の人口41万人のうち10万人が居住する人口密集地であり、台北市への通勤者など高い住宅取得ニーズが見込まれるエリア。
台湾ではマンション1階に店舗を入れるケースが多いものの、同物件にはあえて店舗を入れず、ゆとりあるエントランスを設置。スパや屋上空間など共用スペースも充実させた。
30~40歳代の一次取得の子育て共働き世帯をターゲットとしている。間取りは1LDK~3LDK。販売価格は坪当たり約60万台湾ドル(約199万円)。2018年12月までの間で、4期に分けて分譲する予定。5日には1LDKタイプのモデルルームをオープンした。
18年に竣工予定。