不動産ニュース / 開発・分譲

2016/11/10

東京・上北沢に旅行体験をシェアできるシェアハウス/大京

「ソーシャルレジデンス上北沢」外観
「ソーシャルレジデンス上北沢」外観

 (株)大京は10日、シェアハウス「ソーシャルレジデンス上北沢」(東京都世田谷区、総戸数52戸)を竣工した。

 同社のCRE戦略支援事業の一環。東日本電信電話(株)が所有する土地を有効活用し、世田谷区と社会福祉法人とともにコンソーシアムを組成。シェアハウスおよび認可保育所の建設を企画・提案し、シェアハウス部分を同社が建設した。

 京王線「上北沢」駅徒歩3分。建物は鉄骨造(枠組壁工法)地上3階建て。「WORDL TRAVEL」をコンセプトに、性別や国籍、世代を超えて、それぞれの旅行体験をシェアしあうことで世界旅行を体感できるような暮らしをイメージした。

 エントランスの正面の壁面に、入居者がそれぞれの旅行体験やおすすめの国などを自由に書き込んだり、顔写真を貼ったりとさまざまな使い方ができるようなワールドマップボードを設置。ダイニングは大きなテーブルを囲めるレイアウトとし、外のテラスにもテーブルと椅子を常設。入居者同士が対話しやすいよう工夫した。

 個室面積は11.38平方メートル。アジアン、アメリカン、ヨーロピアンの3タイプでそれぞれのイメージに合わせた壁紙やフローリングで家具もイメージに合わせたコーディネートを採用した。

 敷地内には防犯カメラ3台を設置し安心安全に配慮したほか、テラスに災害時用かまどを、エントランス横には防災備蓄倉庫をなどを設置するなど災害対策も施した。

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