不動産ニュース / その他

2016/11/15

「地域の住宅総合企業」目指す/ハイアス・アンド・カンパニー

「ハイアスグループ全体で、不動産にまつわる事業をサポートしていく」と話す濱村社長
「ハイアスグループ全体で、不動産にまつわる事業をサポートしていく」と話す濱村社長

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は14日、同社が運営する戸建賃貸ビジネスの全国ネットワーク「WILL STYLE(ウィルスタイル)」の全国大会を開催した。今回で11回目となる。 

 基調講演の後、“WILL STYLE事業の位置付け”と題して、今後の戦略を発表。新設住宅着工戸数において、貸家は引き続き好調であるものの、これまでのメインユーザーであった若年層の人口は減少の一途をたどると指摘。一方で、世帯主年齢階級別の家計資産額をみると、資産は50歳代以降に偏っていることから、建て替え層に需要があることを示した。
 今後の事業方針としては、顧客タイプ別の発掘手法の蓄積をさらに積み上げるとともに、そのノウハウを「必要なときに、いつでも引き出せる」状態を維持していく。また、本部は事例を体系的にまとめなおし、共有する機会を創出していく考え。
 同ネットワークの市場的認知度を高めるため、累計棟数763棟を目指していく。

 閉会の挨拶において、同社代表取締役社長の濱村聖一氏は、「今後は住宅会社も不動産という分野を勉強する必要がある市場になっていくだろう。皆さまには不動産の機能を持った“地域の住宅総合企業”になってもらいたい。そのきっかけとなるのが戸建賃貸だと思っている。企業にとって存続と成長は不可欠。一緒にがんばっていきましょう」と話した。

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