不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/11/17

全国6大都市のビル、平均推定成約賃料はほぼ横ばい/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画はこのほど、2016年10月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況を発表した。東京については15日のニュースを参照。

 名古屋エリアの空室率は、5.47%(前月比0.02%低下)と、ほぼ横ばいで推移。郊外の自社ビルや栄エリアから名古屋駅エリアへの大型移転があった影響で、わずか改善している。大阪エリアは5.12%(同0.24%低下)と改善。大型ハイグレードビルで成約があった影響が数値に反映された。
 福岡エリアは3.70%(同0.13%低下)と改善した一方、札幌エリアは3.10%(同0.13%上昇)、仙台エリアも7.41%(同0.31%上昇)と上昇した。

 1坪当たりの推定成約賃料は、名古屋エリアが1万2円(同16円減)と低下。大阪エリアが9,267円(同15円増)と微増した。
 福岡エリアは9,180円(同106円減)と下落。高水準ビルの成約が多く、中型以下の募集が多いことが成約賃料の低下につながった。札幌エリアは、8,432円(同12円減)とほぼ横ばい、仙台エリアは8,690円(同43円増)と微減した。

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