タマホーム(株)はこのほど、「伐って使ってすぐ植える花粉の少ない森林づくり協定」を宮崎県と宮崎県森林組合連合会と締結した。
国産材の家づくりを進めてきた同社の立場から、森林環境や地域社会への貢献の一つとして木材生産地域における「花粉の少ない森林づくり」を支援。「伐って、使って、すぐ植える」をスローガンに資源循環型林業の確立に取り組んでいる同県と同連合会の賛同を得て、本協定の締結に至った。
花粉症の発生源の一つとされている成熟したスギを伐採し、住宅などの建築資材として利用しながら、花粉の少ない品種への植え替えを図り、花粉症発生源対策の推進と、水源涵養や国土保全等森林の公益的機能の高度発揮と、資源の循環利用を図ることを目的としている。同社は同県内において「対策苗木」への植え替えが進むよう、同連合会に寄付を行なう。協定の期間は2021年度までの5年間。