不動産ニュース / イベント・セミナー

2016/11/17

全国65会場で「実務セミナー」開催。3,650人が申し込み/全宅連

東京・新宿会場の様子
東京・新宿会場の様子

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会、(公社)全国宅地建物取引業保証協会は17日、2016年度「不動産実務セミナー」を開催。「重説トラブル防止」と「不動産取引の環境変化への対応」をテーマに、全国65会場において映像講義形式で実施した。申込件数は3,650人。

 「重説トラブル防止」では、「最近の事例から学ぶ重説トラブル6篇、トラブル未然防止のポイント」と題して中島・彦坂・久保内法律事務所の弁護士である久保内 統氏と角田智美氏が講師となり、不動産取引の重要事項説明に関わるトラブル事例を題材に講義。道路トラブルや中古住宅のローン特約の期間設定、リフォームと瑕疵担保責任、心理的瑕疵等6つのテーマにおいて、注意事項と重説書類の作成ポイントを解説した。

 「環境変化への対応」については、国土交通省土地・建設産業局不動産業課長の中田裕人氏が「これからの不動産市場と展望」として、国が進める既存住宅流通活性化策や宅建業法改正、空き家対策特別措置法、賃貸管理業者登録制度の改正、民泊の制度運用の概要について紹介した。

 (株)船井総合研究所上席コンサルタントの味園健治氏が「時流変化と宅建業法改正から考えるこれからの不動産取引」をテーマに講演。政治・経済・社会・技術の進展を経営者が把握することによって時代の動向を予測し、適応を図ることが企業の生き残りへのカギになるとした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。