不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/11/21

首都圏居住用賃貸の成約件数10%減、8ヵ月連続減少に/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2016年10月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、24万960件(前年同月比7.2%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、マンションが2,576円(同1.4%下落)、アパートが2,193円(同0.1%下落)となった。1戸当たりの登録賃料は、マンションが8万9,600円(同2.7%下落)、アパートが5万9,600円(同0.1%下落)だった。

 成約件数は1万7,617件(同10.5%減)と、8ヵ月連続の減少。地域別では、東京23区7,718件(同12.9%減)、東京都下1,392件(同16.0%減)、神奈川県4,697件(同5.9%減)、埼玉県1,953件(同12.9%減)、千葉県1,857件(同4.1%減)と全地域で減少した。また、マンションだけをみても全地域で減少となり、アパートは千葉県のみが増加した。

 1平方メートル当たりの平均成約賃料は、マンションが2,561円(同2.0%減)で3ヵ月ぶりの下落。アパートは2,186円(同1.2%上昇)となった。1戸当たりの成約賃料は、マンションが8万8,400円(同2.0%減)で13ヵ月連続の下落だった。アパートは6万3,400円(同1.8%上昇)となり、4ヵ月連続の上昇。

 面積帯別の成約件数推移は、マンションのうち30平方メートル未満が前年同月比12.8%減、30~50平方メートル未満が同12.1%減、50~70平方メートル未満が同9.5%減、70平方メートル以上が同12.7%減。アパートについては、30平方メートル未満が同7.1%減、30~50平方メートル未満が同10.3%減、50~70平方メートル未満は同9.8%減と、すべての面積帯で減少した。

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