野村不動産(株)は21日、新築分譲マンション「プラウドシティ武蔵野三鷹」(東京都武蔵野市、総戸数334戸)のプロジェクト概要を発表した。
同物件はJR「三鷹」駅より徒歩10分に立地。中央線沿線の徒歩10分圏内では初の「プラウドシティ」ブランドでの分譲となる。敷地面積は1万3,156.23平方メートル、6棟構成の建物はすべて鉄筋コンクリート造地上7階建て。専有面積は71.17~94.18平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。販売価格・戸数は未定。販売開始およびモデルルームオープンは2017年2月の予定。
同社と(株)長谷工コーポレーション、(株)ブリヂストンが共同開発した「サイホン排水システム」を水回りに採用することで、キッチンレイアウトを含めた間取りの自由度を高める「ミライフル」を初めて導入。同システムは小口径の排水管を1つ下の階で排水立て管に合流させてサイホン力を発生させ、強い水流を起こして排水するもの。同物件では、同システムを生かして、多様なセレクトプランを用意。また、将来のリフォームの自由度も高まる。
計画全体では、敷地内に2018年開園予定の認証保育園や広さ1,600平方メートル超の公園も備える。また、地域の自然と生態系の保全に配慮する計画を採用し、生物多様性保全における認証制度である「いきもの共生事業所認証」と「ハビタット評価認証制度(評価ランクAA)」を取得。両認証のダブル取得は単体の分譲プロジェクトでは日本初だという。