不動産ニュース / その他

2016/11/24

柏の葉スマートシティのまちづくりで「プラチナ認証」、日本初取得/三井不動産ほか

柏の葉イノベーションキャンパスル将来構想図。赤枠点線内がLEED-NDの認証区域
柏の葉イノベーションキャンパスル将来構想図。赤枠点線内がLEED-NDの認証区域

 三井不動産(株)と柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)は22日、「柏の葉スマートシティ」(千葉県柏市)の開発計画が、米国のグリーンビルディング協会(USGBC)が運営する環境性能認証制度「LEED」(リード)認証のまちづくり部門「ND(Neighborhood Development:近隣開発)」の計画認証で、最高ランクの「プラチナ認証」を取得したとを発表。同部門でのプラチナ認証取得は、日本では初。

 「柏の葉スマートシティ」は、2005年より三井不動産がスマート戦略のフラッグシッププロジェクトとして、公・民・学連携で進めるまちづくり。16年には柏市、東京大学、千葉大学、同社でUDCKを組織。UDCKが中心となって、まちのグランドデザインを描くと共に、先進的な取り組みを行なっている。

 認証取得にあたっては公・民・学連携による先進的なまちづくりのほか、公共交通機関の利用促進、自転車専用道路・シェアサイクルなど自動車に依存しないまちであること、生態系が保全された自然豊かな公園が隣接していること、住民の参加意識を高めるエネルギーの見える化や街区間電力融通などの革新的な取り組みなどが高く評価されたという。

 同プロジェクトの対象エリアは、柏の葉イノベーションキャンパスを中心に42haにも及び、これは同認証を取得したまちでは世界でも最大級。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。