（公社）日本不動産学会は22日、2015年度日本不動産学会賞および16年度田中啓一賞の受賞者を発表した。
「日本不動産学会賞」は論文賞が「既存の建物利用における法的合性リスクとその改善策に関する考察」（弁護士：富田 裕氏）、「電力価格政策が街区間における余剰電力融通に与える影響―都市構造から見る住宅地へのスマートグリッド導入効果―」（パシフィックコンサルタンツ（株）：中川喜夫氏、筑波大学大学院教授：谷口 守氏）の2件。その他。論説賞5件、著作賞（実務部門）1件、湯浅賞（研究奨励賞）が修士論文部で2件、博士論文部門で1件、計11件を決定した。
「田中啓一賞」は「ゼロエネルギー住宅をエコハウスで実現―リストガーデン オーレリアン深沢―」（リスト（株））、「コンビニ型レンタル収納スペースで生活の便利さと豊かさに貢献」（エリアリンク（株））の2件。
なお表彰式は、26日開催の同学会秋季全国大会（会場：日本大学経済学部キャンパス）で行なわれる。
