不動産ニュース / 開発・分譲

2016/11/24

東京・京橋の複合ビルが開業。まちおこしの拠点に/日本土地建物

「京橋エドグラン」全景。1933年築の「明治屋京橋ビル」を保存・再生し、地上32階建てビルと一体化した
「京橋エドグラン」全景。1933年築の「明治屋京橋ビル」を保存・再生し、地上32階建てビルと一体化した
商業施設は全34店舗が出店。地元の老舗店舗が復活、出店するなど地域おこしに一役買う。地下のプロムナードは地下鉄駅と直結。地上も東京駅方面の歩行者通路として機能する
商業施設は全34店舗が出店。地元の老舗店舗が復活、出店するなど地域おこしに一役買う。地下のプロムナードは地下鉄駅と直結。地上も東京駅方面の歩行者通路として機能する
中央区初の公的観光案内所も設置。4ヵ国語対応でインバウンドニーズに応える
中央区初の公的観光案内所も設置。4ヵ国語対応でインバウンドニーズに応える

 日本土地建物(株)が特定業務代行者代表企業として開発を推進してきた複合再開発ビル「KYOBASHI EDOGRAND(京橋エドグラン)」が25⽇にグランドオープン。24日、商業施設等が報道陣に公開された。

 同施設は、東京メトロ銀座「京橋」駅直結、JR「東京」駅徒歩5分に立地。延床面積約11万3,000平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上32階地下3階塔屋2階建ての免震構造。保存・再生した中央区指定有形文化財「明治屋京橋ビル」(2015年7月竣工済み)と再開発棟の2棟で構成し、オフィス、店舗(24区画)、公共公益施設からなる複合施設。

 “歴史と未来の交差点”をコンセプトに、江戸からのまちづくりと、新しいビジネスやカルチャーとの融合を目指す。オープンスペース中心に来街者向けイベントやビジネスパーソン向けの学びの場「京橋緑カレッジ」などタウンマネジメントを展開するほか、京橋エリアでの「食」のビジネス活性化を目指すオープンイノベーションオフィス「SENQ(センク)京橋」や中央区初の公的観光案内所を開設するなど、まちおこしの拠点を目指していく。

 また、商業施設は、地元の老舗洋食レストランなど京橋由来の店舗を含め34店舗が出店する。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。