不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/12/15

1口当たり分配金は2,733円/IOJ16年10月期決算

 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IOJ)は15日、2016年10月期決算を発表した。

 当期(16年5月1日~10月30日)の営業収益は56億8,400万円(前期比35.9%増)、営業利益は25億9,700万円(同50.1%増)、経常利益は22億3,000万円(同52.4%増)、当期純利益は22億2,900万円(同52.4%増)、1口当たり分配金は2,733円(同36円増)となった。

 当期は、15年11月に「品川シーサイドスクエアタワー」(東京都品川区)など5物件の信託受益権を、約492億円で取得。また、合同会社コンコルドプロパティ匿名組合出資持分(出資金額1億円)を取得し、これに同社が保有する錦糸町プライムイーストを主たる信託財産とする信託受益権の取得に係る優先交渉権を取得した。

 当期末時点におけるポートフォリオは不動産信託受益権は13物件、取得価格ベースで約1,540億円となり、総賃貸可能面積は約20万平方メートルとなった。

 次期については、営業収益65億1,900万円、営業利益32億3,600万円、経常利益28億7,300万円、当期純利益28億7,200万円、1口当たり分配金は3,523円を見込んでいる。

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