不動産ニュース

2016/12/20

首都圏居住用賃貸物件の成約数、9ヵ月連続で減少/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は20日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2016年11月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は23万2,746件(前年同月比8.5%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、マンションが2,592円(同0.8%下落)、アパートが2,205円(同0.3%上昇)となった。1戸当たりの登録賃料は、マンションが8万9,500円(同1.6%下落)、アパートが5万9,400円(同0.7%下落)だった。

 成約件数は、1万6,367件(同9.5%減)と9ヵ月連続の減少。地域別では、東京23区7,180件(同11.6%減)、東京都下1,330件(同13.1%減)、神奈川県4,409件(同4.5%減)、埼玉県1,730件(同19.7%減)、千葉県1,718件(同2.9%増)と、千葉県のみが増加した。

 1平方メートル当たりの平均成約賃料は、マンションが2,579円(同0.7%下落)と2ヵ月連続で下落。一方、アパートは2,194円(同1.0%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。1戸当たりの平均成約賃料は、マンションが8万7,500円(同1.5%下落)と14ヵ月連続で下落。アパートは6万2,100円(同0.6%上昇)と5ヵ月連続で上昇した。

 面積帯別の成約件数推移は、マンションのうち30平方メートル未満が前年同月比で6.5%減、30~50平方メートル未満が同9.8%減、50~70平方メートル未満が9.0%減。アパートについては、30平方メートル未満が7.9%減、30~50平方メートル未満が10.4%減、50~70平方メートル未満が20.4%減と2ヵ月連続ですべての面積帯で減少した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。