不動産ニュース / その他

2017/1/17

総合震災訓練で「グローバル対応」導入/森ビル

外国人対応の訓練実施の様子
外国人対応の訓練実施の様子

 森ビル(株)は17日、「総合震災訓練」を実施。初めて、外国人来街者を対象とした「グローバル対応訓練」を取り入れた。

 同訓練は、同社が年間を通じて実施する各種訓練の中で最も大規模なもので、1995年に発生した阪神・淡路大震災以降、災害発生時の迅速な初動活動や街の安全確保を目的に、毎年実施している。震災対策要綱に基づき震度5強以上で自動的に立ち上がる震災対策本部の指示のもと、各社員が事前に支給されている震装備品を着用の上、自部門の震災行動マニュアルに沿って活動を展開。震災対策本部の設置や通信訓練、来街者の安否情報収集、各物件の被害状況確認など、震災対策組織に基づく各種活動の訓練を行なっている。

 今年は、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズをはじめとした各施設で一斉に実施。社員約1,300名が参加した。政府が掲げる2020年までに訪日外国人旅行者4,000万人突破という指針を踏まえ、六本木ヒルズ来街者誘導訓練の中で、待避スペースに外国人来街者対応多言語案内カウンター設置し、外国人社員を来街者と想定し、英語・中国語で対応する訓練を実施した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。