不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/2/13

賃貸事業、建築請負事業ともに順調に推移/レオパレス17年3月期第3四半期決算

 (株)レオパレス21は10日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)の連結売上高は、3,806億3,400万円(前年同期比1.0%増)、営業利益158億200万円(同0.8%減)、経常利益154億6,500万円(同3.2%増)、当期純利益128億5,400万円(同1.5%増)。

 主力の賃貸事業は、壁紙のカスタマイズ、入居者専用サイトのサービス拡充等による長期入居促進、セキュリティシステム設置拡大による女性・法人需要の取り込み強化、外国人契約の拡大のためのサポート体制整備等により、入居率向上による安定的な収益確保を図った。期末の管理戸数は56万7,000戸(前年度末比5,000戸増)、直営店舗数189店(同増減なし)、パートナーズ店舗数117店(同13店減)。売上高は3,103億400万円(前年同期比1.6%増)、営業利益170億7,700万円(同7.6%減)を計上した。

 建築請負事業は、高入居率が見込める都市部へのアパート供給、高品質かつ最先端の戦略商品投入、拡大、商品価格や仕入れルートの見直し等による採算性の向上に取り組んだ。総受注高は663億700万円(同8.7%増)、期末の受注残高は744億7,800万円(同13.9%増)。売上高は499億9,000万円(同2.9%減)、営業利益は19億9,200万円(同132.7%増)となった。

 通期では連結売上高5,280億円、営業利益225億円、経常利益215億円、当期純利益185億円を見込んでいる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。