日本管理センター(株)は13日、2016年12月期決算を発表した。
当期(16年1月1日~12月31日)は、連結売上高391億4,600万円(前年同期比12.3%増)、営業利益21億2,600万円(同24.6%増)、経常利益21億1,000万円(同23.5%増)、当期純利益13億9,700万円(同27.4%増)であった。
不動産収入は、パートナー企業数が増加し、不動産オーナーに対しサブリースの提案が積極的に行なわれたことから、受注・受託が順調に推移。その結果、不動産収入は370億800万円(前期比11.4%増)を計上。管理物件累計戸数は7万3,165戸(前期末比6,890戸増)となった。
加盟店からの収入は5億632万円(同13.3%減)、その他の収入は16億3,243万円(同55.5%増)。
通期は、売上高434億5,500万円、営業利益24億4,800万円、経常利益24億3,900万円、当期純利益16億5,800万円を見込む。
併せて、19年12月期を最終年度とする中期経営計画「JPMC2019」も発表。
基本戦略として、既存ビジネスのサブリース事業、イーベスト事業(収益不動産売買仲介業)、金融事業をさらに深化させること、賃貸管理業をキーワードに、新しい価値を生み出す商品の提供などをテーマに挙げた。
経営数値目標では、毎年の利益成長率15%以上を目指すこと、株主資本利益率を3年間通じて30%以上を確保すること、配当性向は3年間で40%以上をめどとすることを掲げた。
なお、19年12月期連結売上高530億円、経常利益32億円、当期純利益21億円を目指すとした。