日本の不動産関連資産を主に投資を行なう投資運用グループのスターアジアと学生専用レジデンスの投資、開発、管理運営を手掛けるGSAは9日、日本における次世代学生専用レジデンスポートフォリオの構築を目指し業務提携することを発表した。
GSAが有するノウハウとスターアジアグループのこれまでの日本における投資実績を最大限に活用し、海外留学生を含む大学生をターゲットに新しいタイプの学生専用レジデンスを供給する。第1弾は、東京都文京区白山4丁目に開発。敷地面積約1,100平方メートル、延床面積4,500平方メートル、地上9階建て。364ベッドを有し、学生のニーズに合わせたラウンジ、シアタールーム、学習スペース、バーベキュー用スペース、共同キッチン等を併設。GSAの持つ国際的「Purpose Built Student Accommodation」(PBSA)のブランドの一つである「Uninest」ブランドでの運営を予定する。
バイリンガルのコンシェルジュを設置し、学生支援、施設の管理、学生間のコミュニケーションを促す案内などを開催する予定。賃料は、周辺相場を踏まえた水準を設定する予定で、居住学生は毎月定額家賃(管理手数料、家具、水光熱費よびインターネット等)を支払う。
今後両社はGSAスターアジアへの共同出資を通じ、日本における海外留学生を含む大学生向けに2万ベッドの供給を目指す。