スターツデベロップメント（株）は、分譲マンション「QUWON 新浦安」（総戸数170戸）のモデルルームを竣工。14日報道陣に公開した。
分譲住宅のハイクラスブランド「QUWON（クオン）」シリーズの初弾。JR京葉線「新浦安」駅徒歩15分、大型開発地「タイムレスタウン新浦安」（5万1,921.72平方メートル）内に位置する。分譲マンションのほか、分譲戸建住宅「QUWON GARDEN 新浦安」（総区画数90区画）、認可保育園と介護付き有料老人ホームなども開発。液状化対策工事が1月末に完了し、建物工事に着工している。新浦安・新町エリアでは、震災後初の分譲マンションとなる。
「QUWON 新浦安」は、敷地面積約1万6,612.99平方メートル。延床面積約1万9,133.20平方メートル。鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建建て、免震構造を採用。全5棟。そのうち1棟をプレミアム住戸棟とし、専用エントランスやラウンジなどを設ける。プレミアム住戸数は、当初計画より増やし61戸を予定。
中庭や緑地など豊かな植栽を施し、低層ならではの景色を楽しめる空間を提供する。
専有面積74.91～138.38平方メートル。中心は70平方メートル台で約50戸を予定。間取りは2LDK～4LDK。
住戸は約2.2mのハイサッシやワイドスパンの開口部を、廊下には約1～1.3mのメーターモジュールを採用し、ゆとりあるレイアウトとした。バルコニーも最大奥行き約3mで、アウトリビングを提案する。内装プランは90パターンを用意するほか、プレミアム住戸では、ほぼ自由設計に近い変更が可能となる。
モデルルームは、76.25平方メートル（2LDK＋WIC）と96.02平方メートル（同）の2住戸を用意。一般向けには4月29日オープンする。第1期販売開始は6月上旬を予定。販売価格は未定で、4月頭頃までに決定する予定。同社は「設計変更などで工期に時間を要するプレミアム住戸は、第1期ですべて発売する可能性もある」とした。
12月から開始した資料請求数は、約1,500件。そのうち、浦安市在住者が68％を占めた。すでに開催したプレ説明会には計220人超が参加し、満席。そのうち75％が内覧会参加を希望している。現段階では「駅から徒歩圏」「免震構造」「液状化対策」が評価されているという。
竣工は2018年7月下旬、入居開始は同年9月下旬を予定。
