不動産ニュース / その他

2017/3/21

神奈川・湯河原で老舗旅館の再生に投資実行、地域活性化へ/REVIC

再生する富士屋旅館の外観
再生する富士屋旅館の外観

 (株)地域経済活性化支援機構(REVIC、東京都千代田区、代表取締役社長:今井信義氏)は21日、ファンド運営子会社であるREVICキャピタル(株)が横浜キャピタル(株)等と設立した「かながわ観光活性化ファンド」が、「富士屋旅館合同会社」に対して投資実行したと発表。投資実行日は15日。

 神奈川県湯河原町の「富士屋旅館」の再生を核とした地域活性化の取り組みの一環で、今回の投資実行は同ファンドにおける第1号案件となる。富士屋旅館は、湯河原温泉郷の中心地に位置する老舗旅館で、建物の一部は明治期に建設された歴史的建造物としても知られる。現在は営業していない。

 今回、ファンドからの投資および、(株)横浜銀行からの協調融資によって建物をリノベーションする計画。新たな運営会社として際コーポレーション(株)(東京都目黒区、代表取締役:中島 武氏)を選定し、2018年4月の営業再開を目指す。

 また今後、富士屋旅館の再生を核として、湯河原の地域活性化の取り組みを行なっていく。

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