三井不動産（株）は13日、（一社）ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパンと共同で推進している事業において、日本橋のライフサイエンス拠点を強化すると発表した。
拠点の一つである「日本橋ライフサイエンスビルディング（LSB）」（東京都中央区）の5階に、シェアオフィスフロアを開設。現在の小割区画オフィスフロアに加え、1ヵ月当たり3万円から利用できる24時間利用可能なオープンデスクや、プライバシーを重視した施錠可能なブース型のパーソナルスペースを用意。10階のコミュニケーションラウンジは、無料の本格派コーヒーマシンやライフサイエンス関連書籍などを充実させ、会員制ラウンジとして本格運用を開始する。
また、「日本橋ライフサイエンスビルディング2（LSB2）」（東京都中央区）の5階には、ベンチャー企業向け小割区画オフィスフロアを増床。10坪から約30坪の7室を用意し、新たなオフィスエリアには無料で利用できるミーティングスペースも設置する。
同拠点には、現在約30の企業・団体が入居、約110の会員が人的交流を図っている。今回の拠点強化により、より小規模なベンチャー企業の集積を促進していく考え。
