不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/4/18

16年度の首都圏建売、新規販売は5,299戸

 (株)不動産経済研究所は17日、2016年度(16年4月~17年3月)および、17年3月の首都圏建売住宅市場動向を発表した。

 16年度の新規発売戸数は5,299戸(前年同期比12.1%増)。地域別では、東京都1,880戸(全体比35.5%)、千葉県1,331戸(同25.1%)、埼玉県1,248戸(同23.6%)、神奈川県792戸(同14.9%)、茨城県48戸(同0.9%)。

 新規発売戸数に対する契約戸数は2,743戸で、平均契約率は51.8%(同4.1ポイント上昇)と上昇した。

 1戸当たり平均価格は4,952万4,000円(同2.4%増)。地域平均価格は、東京都6,200万円、千葉県3,860万5,000円、埼玉県4,035万5,000円、神奈川県5,302万5,000円、茨城県4,424万6,000円となった。

 一方、3月の新規発売戸数は370戸(前年同月比26.7%増)。地域別では、東京都135戸(全体比36.5%)、千葉県102戸(同27.6%)、埼玉県67戸(同18.1%)、神奈川県63戸(同17.0%)、茨城県3戸(同0.8%)。

 新規発売戸数に対する契約戸数は191戸。月間契約率は51.6%(前年同月比9.5ポイント上昇)で、前月に比べて3.4ポイント下落した。

 1戸当たり平均価格は4,818万2,000円(同7.3%増)。即日完売は0戸。月末の繰越販売在庫数は770戸で、前月末比で59戸の減少となった。

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