不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/26

天井高2m80cmの戸建提案/大和ハウス

「天井高ひろがり体感ブース」
左:天井高2m80cmの部屋
右:同2m40cmの部屋

 大和ハウス工業(株)は29日、戸建住宅「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」に4月から標準採用した1階天井高2m72cmに加え、天井高2m80cmのプランバリエーションを発売する。

 梁型のないすっきりとした大空間を提案する「2m80cmフラット天井」と、2m72cm天井の一部を折り上げる「2m80cm折上天井」を用意。さらに、床を一部下げた最大3m8cmの天井高を実現する空間提案「グランリビングモア」と組み合わせ、最大天井高3m16cmを可能とした。床面積が限られるケースでも開放的な空間が演出できることから、都心狭小地での提案も見込んでいる。

 天井高の引き上げに加え、欄間を組み合わせた室内ドアや上下に連続して組み合わせた窓枠など、床面から天井面までの高さを持つ建具も採用。販売価格は、「2m80cm折上天井」採用のモデルプラン126.23平方メートルで2,647万円(税込み、69.3万円/坪)。

 25日に開催した発表会で、同社取締役常務執行役員住宅事業全般担当の大友浩嗣氏は、「『xevoΣ』は、2014年1月の販売開始から丸3年で1万棟を販売し、4月の受注も460棟と好調の商品。オーナー調査でも天井高2m72cmの評価が高く、直近の採用率も約75%となっている。競合他社でも同様のプランが出てきており、差別化の意味からさらに天井高の質を追求し2m80cmを提案する」などと話した。

 同プランの発売に合わせ「天井高ひろがり体感ブース」を、大和ハウス東京ビル(東京都千代田区)に期間限定でオープン。一般的な戸建住宅の天井高2m40cmと今回提案する2m80cmを比較してもらうことで、開放感等を体感してもらう狙い。

 同社上席執行役員住宅系商品開発担当の有吉善則氏は、「天井高の高さは、体感してもらってこそ、その良さが実感できる。より多くの方々に体感してもらえるよう、住宅を検討されるお客さま、各事業部の取引先企業など、毎日多くの人が訪れる東京本社に設置した」などと抱負を述べた。公開期間は2017年7月31日まで、来場目標は2,000組。

だいわ
男性が手を挙げても、天井までの距離が
十分にある
 

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