不動産ニュース / その他

2017/4/28

リスト、本社ビルを改装。地域住民等に開放

ラウンジスペース「LIST LINK LOUNGE」。
社員と取引先との商談だけでなく、地域住民にも開放し、自由に使ってもらう

 リストグループは、横浜市中区にある本社ビル(リスト関内ビル)1階を改装。27日、取引先や地域住民に公開した。

 「リスト関内ビル」は、1953年に大手銀行が建設したビルを取得し、改装したもの。1階部分は受付、接客ブース、社員の執務スペースとして使っていたが、執務スペースを中心にラウンジスペース「LIST LINK LOUNGE」に改装した。

 設計を、尾道市本庁舎や国内外の商業施設等を多数手がけたサポーズデザインオフィス(広島市中区)に依頼。高い吹き抜けを生かし、クラシカルなホテルのロビーを思わせる設えとした。また、周囲を本棚で囲み、蔦屋書店選書による書籍を展示。複数のラウンジシートで、コミュニケーションを誘発する空間を意識した。

 同日開催のレセプションで挨拶した同グループ代表の北見尚之氏は「当社は創業して26年、横浜に根付いて15年が経ち、今では横浜はもちろん、都内や海外でも不動産事業を展開している。このビルは関内駅すぐ近くとすごく便利だが、社員から『1階のスペースがもったいない』との提案を受け、それならば好きに改装してよいと許可をした。取引先の皆さんとのミーティングはもちろん、お世話になっている地域の皆さんが気軽に集えるスペースとしたい。今後も世界で培ったノウハウを生かし、地元関内・馬車道のまちを盛り上げていきたい」と抱負を語った。

「今後も、地元関内・馬車道のまちを盛り上げたい」と抱負を語る、
リストグループ代表の北見氏

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コンバージョン

建物の用途を変更すること。例えば、空きオフィスを集合住宅に変更する、社員寮を有料老人ホームに変更する、というような変更を指す。構造、設備、防災法規など、法的、技術的にクリアしなければならない点も多い。

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