不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/5/11

4期連続の増収/住友不販17年3月期

 住友不動産販売(株)は11日、2017年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、営業収益782億2,500万円(前期比8.8%増)、営業利益169億円(同9.8%増)、経常利益170億2,100万円(同9.8%増)、当期純利益118億3,700万円(同15.9%増)。営業収益は4期連続の増収で、過去最高を更新した。

 仲介業務の取扱件数は、3万6,108件(同0.3%増)とわずかながら過去最高を更新。リテール部門における取扱単価の上昇も寄与し、取扱高は1兆1,930億4,400万円(同12.0%増)と、3期連続で1兆円を突破した。営業収益は612億1,600万円(同8.7%増)と8期連続の増収で、過去最高を更新。営業利益は180億200万円(同8.5%増)。

 受託販売業務では、首都圏大型物件の引き渡し・計上が増加したため、取扱件数は4,593件(同2.6%増)、取扱高は2,023億5,100万円(同8.0%増)に。営業収益は60億7,400万円(同11.4%増)、営業利益は14億3,100万円(同29.9%増)の増収増益となった。

 なお、同社は住友不動産(株)による株式売渡請求を受領、承認したことにより、6月2日をもって上場廃止となるため、次期の業績予想は発表していない。

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