不動産ニュース / 開発・分譲

2017/5/15

虎ノ門ヒルズ、省エネ力で表彰

「虎ノ門ヒルズ森タワー」外観

 森ビル(株)は、11日、「虎ノ門ヒルズ森タワー」(東京都港区)が(公社)空気調和・衛生工学会による「第55回学会賞・技術省」を受賞したと発表した。

 同学会は学術と技術の進歩を図る目的で、毎年会員の論文、設備技術の業績等から優秀なものを選定し、表彰している。

 「虎ノ門ヒルズ森タワー」は、敷地面1万7,069平方メートル、延床面積24万4,360平方メートル、地上52階地下5階建て。オフィス、住宅、ホテル、カンファレンス等からなる複合ビル。
 今回は、オフィスエリアにおいて、中温冷水(室温に近い13度の冷水)や低温温水(通常より低い37度の温水)を熱源・空調システムに利用している点や、竣工後の取り組みとして運用時の総合性能検証を実施することで、従来システムと比べ年間一次エネルギー消費量の約24%を削減している点など、「高効率熱源・空調設備の計画と性能検証」の取り組みが評価されての受賞。

 同社が同賞を受賞するのは、2005年の「六本木ヒルズ森タワー」(東京都港区)に次ぐ2度目。

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