不動産ニュース / 開発・分譲

2017/5/15

新習志野で物流施設第4弾/三菱地所

「ロジクロス習志野」完成予想図

 三菱地所(株)は15日、物流施設「ロジクロス習志野」(千葉県習志野市)を着工した。同社単独開発では4物件目となる物流施設。

 建設地は、JR京葉線「新習志野」駅徒歩5分、東関東自動車道「谷津船橋」インターチェンジから1.6kmに立地。日本エンジニアリング所有地を、入札により2016年3月に取得。商業施設なども含め使途を検討した結果、物流施設に最適と判断した。

 敷地は約1万9,000平方メートル。建物は、延床面積約3万9,900平方メートル、地上4階建て。1階に大型トラックが着車可能なトラックバースを敷地南北に設置。最大3区画まで分割できるマルチテナント型。床荷重は1平方メートル当たり1.5t、梁下天井有効高5.5m以上、柱スパン10m以上、全館LED対応とするなど、汎用性を高めた。各区画に荷物用エレベーター、垂直搬送機を各1基設置し、効率的な物流オペレーションをサポートする。

 開発にあたり、物流施設に特化したサブリース事業を展開する(株)日本リアリストと全棟賃貸借契約を締結。同社がテナントを誘致し運営する。すでに多業種から引き合いを得ているという。

 同日開催の地鎮祭後会見した同社執行役常務の細包憲志氏は「全国の大都市圏をターゲットとした当社の物流施設開発も第4弾となるが、今回の開発地は特に都心に近く、非常に意義のある計画だ。駅まで徒歩5分という近接性と、大規模団地も近くにあるこの立地は雇用確保の面からも希少性が高い。テナント希望者の引き合いも多い。今後も道路アクセスに加え、働く人の労働環境も意識した土地取得を進め、年間2~4件の開発用地を取得していきたい」と抱負を述べた。

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