不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/5/15

管理事業堅調で増益/大京17年3月期

 (株)大京は15日、2017年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、売上高3,253億6,000万円(前期比2.8%減)、営業利益205億2,300万円(同12.0%増)、経常利益199億6,700万円(同16.8%増)、当期純利益140億4,400万円(同11.2%増)の減収増益。

 主力の不動産管理事業は、管理受託収入が850億7,800万円(同1.1%増)、請負工事収入が696億900万円(同0.9%減)と堅調に推移。利益率も向上し、営業収入は1,633億3,900万円(同0.3%増)、営業利益は106億8,400万円(同10.5%増)となった。期末におけるマンション管理受託戸数は53万1,975戸(同1,862戸増)、請負工事受注残高は283億3,900万円(同32億8,900万円増)となった。

 不動産開発事業では、マンション売上戸数が2,565戸(同415戸減)と減少したが、マンション利益率の向上と販売費の減少で、売上高987億3,600万円(同15.1%減)、営業利益は89億8,700万円(同3.6%増)となった。期末におけるマンション契約残高は1,124戸・394億7,800万円(同396戸減・158億100万円減)。

 不動産流通事業は、不動産販売収入の増加で営業収益は622億4,900万円(同13.3%増)。営業費用は店舗網拡大による人員増強で増加したが不動産販売収入の増収もあり、営業利益は34億4,900万円(同6.6%増)となった。

 なお次期については、連結売上高3,400億円、営業利益190億円、経常利益180億円、当期純利益120億円を見込む。

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