不動産ニュース

2017/6/2

シェアリングE業界が自主ルール策定

認証ロゴマーク

 (一社)シェアリングエコノミー協会は、シェアリングエコノミー業界の標準となる自主ルールを策定。それに適合することを証明する「シェアリングエコノミー認証制度」の申請受付を1日より開始した。

 シェアリングエコノミー市場は、急成長が見込まれている一方、事故やトラブル時の対応への不安解消のため、プラットフォーム事業者がサービスを実装していく上での安全性・信頼性の確保や認知度向上が喫緊の課題となっている。そこで、同居会は内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室が2016年11月に示したモデルガイドラインに沿い自主ルールを策定。適合する事象者を認証することとしたもの。

 認証された事業者は、(1)一定程度の安全・安心の仕組みが担保されたサービスとして差別化が図られる、(2)保険料の割引を受けられる、(3)各自治体との連携がスムースになる、(4)日本のシェアリングビジネスの海外展開に寄与する、などのメリットがある。認証された事業者はシェアリングエコノミー認証登録証と認証ロゴマークのが使用できる。

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シェアリングエコノミー

空き状態にあるモノや技能の個人間の貸し借りを、情報通信システムを活用して仲介するサービス。英語でSharing economy。

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