不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/6/5

女性社長、不動産業が16.43%で最多

 (株)帝国データバンクは5月30日、「全国女性社長分析」(2017年)の結果を発表した。同社データベース(147万社)における女性が代表を務める上場・非上場企業(個人事業主、非営利・公益法人等は除く)について、都道府県、年商、業種などを分析した。

 17年4月末時点の女性社長は企業全体の7.69%(前年比0.09ポイント上昇)。07年と比較して1.45ポイント増加した。企業が本社を置く都道府県別では、青森県が10.33%を占めて最高。沖縄県(10.32%)、徳島県(10.19%)と続き、この3県で1割を超えた。

 不動産業の女性社長比率は16.43%(同0.15ポイント上昇)で業種別ではトップ。10年間で1.82ポイント伸びた。小売業の10.30%(同0.07ポイント上昇)、サービス業の10.21%(同0.15ポイント上昇)と続いた。

 業種細分類でみると、保育所が44.70%(同1.89ポイント低下)、化粧品小売36.52%(同1.89ポイント上昇)など、子育てや美容といった生活に根差した業種が上位に。不動産関連では、貸家業が24.31%(同0.29ポイント上昇)、貸間業が22.78%(同1.47%)、貸事務所業が21.60%(同0.21%上昇)、土地賃貸業が21.14%(同0.31ポイント増)となった。

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