不動産ニュース / ハウジング

2017/6/13

熊本県の注文住宅に熊本県杉材使用を開始

 三井ホーム(株)はこのほど、九州支店熊本営業所において、2×4工法による注文住宅の構造材に、熊本県の杉材の使用を開始したと発表した。

 同社が採用しているツーバイフォー工法では、これまで壁パネルの骨組みを構成する「構造用製材」はカナダなどからの輸入材がほとんどを占めていた。

 しかし15年に国産杉材の「ツーバイフォー工法構造用製材JAS規格」の改正や、同工法用JAS製材工場の整備などの進展により、構造用製材として国産材利用がしやすくなっていること、熊本県内で県産材の利用拡大が図られていることから、県産杉材の使用に至った。

 主にツーバイフォー工法の壁部分を構成する縦枠材として採用する。使用する杉材は、40坪2階建ての住宅で平均約5平方メートル。

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2×4(ツーバイフォー)工法

北米で生まれた木造建築の工法。わが国における正式名称は「枠組壁工法」である。 断面が2インチ×4インチの木材を使用することから、このような名称が付けられた。このツーバイフォー工法の最大の特徴は、木材で組んだ「枠組」に構造用合板を打ち付けることで、構造全体の強度を得ることである。

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