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2017/6/29

江古田の複合開発でまちづくりイベント

 (独)都市再生機構(UR都市機構)、積水ハウス(株)、総合東京病院は、大規模複合開発「江古田の杜プロジェクト」(東京都中野区)で、まちづくりの一環としてイベントを開催する。

 同プロジェクトは、昭和40年代に建てられた国家公務員宿舎跡地(約4.4ha)に住宅、医療、保育施設等を開発する複合プロジェクト。UR都市機構が、2008年3月に同地を取得して以降、プロジェクトは進められてきた。「多世代により育まれる持続可能な地域をつくる」をコンセプトに、敷地を3つの街区に分け、分譲マンション、総合病院、子育てや高齢者向け賃貸マンション等のほか、コミュニティ拠点「リブインラボ」、学童クラブ、認可保育所を開発する計画。竣工は17年4月~18年8月。

 15年4月には、「江古田三丁目地区まちづくり協議会」を設立し、中野区の要望や都市マスタープラン等を踏まえ、「多世代子育て」と「防災」をテーマに、まちづくりを進めている。その一環で、7月2日、「イザ!カエルキャラバン! in 江古田の森」を開催。NPO法人プラス・アーツが運営する「イザ!カエルキャラバン!」は05年にスタートし、全国33都道府県で380ヵ所以上の場所で開催されているが、中野区での開催は、今回が初。地域の防災訓練プログラムと美術家の藤浩志氏が考案したおもちゃ交換会「かえっこバザール」を行なう予定。

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マスタープラン

他の計画の上位に位置付けられる総合的な計画のこと。英語のmaster plan。都市計画法では「都市計画区域の整備、開発、保全の方針」及び「市町村の都市計画に関する基本的な方針」の二つを指している。両方をあわせて「都市計画マスタープラン」という。詳しくは、「全体計画」を参照。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。